不動産屋やネットで市街化調整区域は売りづらいという情報を知ると不安ですよね。
実は、市街化調整区域の土地も売り方次第で、普通の土地と同じくらいの価格で売れる場合もあります。
今回は、市街化調整区域をできるだけ高く売るためのコツをご紹介します。
調整区域の土地、建物だからといって諦めないでください。
市街化調整区域とは
市街化調整区域は市街化区域とセットで使われる用語です。
おおまかな意味は以下の通り。
・市街化調整区域 → 無秩序な市街地の拡大を防ぐために市街地開発をしない地域
後述しますが市街化調整区域は売却時に買い手がつきにくい理由があるため土地の売り手としては不利になる場合が多いのです。
市街化調整区域を不動産会社が売りにくい理由
市街化調整区域が売りにくい理由には以下のようなものがあります。
理由１．家を建てる・増築・リノベーションに自治体の許可が必要
市街化調整区域は絶対に家を建てられないわけではないのですが、自治体に申請して開発許可をもらわなければいけません。
また新築だけでなく家が立っている宅地を購入したとしても増改築、リノベーションの際に許可が必要になります。
このように市街化調整区域は土地の活用に不利な面があります。
ただし緩和・解除されたり、事業用の土地として買い手がつくなどで売れやすくなる場合もあります。
理由２．価格が安い
市街化調整区域は価格面で買い手に有利な条件が付く場合があります。
売れにくいだけでなく、売れたとしても安く買い叩かれてしまう場合があるのです。
理由３．ローンが通りにくい
市街化調整区域の土地を購入した人は、住宅ローンに通りにくくなる場合があります。
市街化調整区域の土地が売れにくく、価格が安くなりやすいため価値が低く担保として扱いにくいためです。
理由４．インフラや周辺施設の便が悪い
市街化調整区域は活性化を目的とした区域ではありません。
そのためインフラが整っていなかったり、病院やコンビニ、学校といった周辺施設への交通の便が悪いことがあります。
上記のような理由から市街化調整区域は売れにくいのです。
市街化調整区域でも買い手を見つけるコツ
売りにくい市街化調整区域を売却するコツは、市街化調整区域の売却が得意な不動産会社に任せることです。
仲介業である不動産会社の多くは市街化調整区域の土地を売りづらいと思っています。
そうした会社は市街化調整区域の売却に力を入れていないので、依頼しても土地が売れにくいのは当然です。
逆に、市街化調整区域の売却ノウハウを持つ会社に依頼できれば、あなたの土地は早く、高く売れる可能性があります。
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とは言っても、もともと売れにくい市街化調整区域の専門会社は多くありません。
そのために地元の不動産会社をいくつも回ったり何件も電話したりするのは、とても時間や労力がかかるでしょう。
そうした中で市街化調整区域が得意な会社を見つけるなら
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査定会社で500万円の差がつく！？
市街化調整区域の土地に限らず不動産売却では、複数の会社に査定してもらうようにしましょう。
不動産会社ごとに得意な分野が違うので、査定額は依頼する会社ごとに当然異なってきます。
なかには売却額に500万円以上の差が出たケースもあるようなので、損しないために複数の会社に査定してもらいましょう。