専任媒介とは?メリット・デメリットとオススメの人を紹介

専任媒介契約とは?7つの特徴をご紹介

専任媒介契約には、以下のような特徴があります。

1. 契約できるのは1社のみ 専任媒介契約を結ぶ場合は、1つの不動産会社のみと契約することができます。

2. 自分で買主を見つけて直接売買取引も可能 専任媒介契約を結んでいる場合でも、自分で買主を見つけて直接売買取引をすることができます。ただし、その場合でも仲介手数料は発生するため、注意が必要です。

3. 契約期間は3ヶ月以内 専任媒介契約の契約期間は3ヶ月以内となっており、期間内に買主が見つからなかった場合は、契約期間を延長することもできますが、再契約となります。

4. 専任媒介契約とほかの媒介契約の仲介手数料は同じ 専任媒介契約を結んでいる場合でも、他の媒介契約の場合と同様に仲介手数料が発生します。ただし、専任媒介契約を結んでいる場合でも、自分で買主を見つけて直接売買取引をすることができるため、仲介手数料を支払う必要がなくなる場合があります。

5. レインズへの登録義務がある 専任媒介契約を結んでいる不動産会社は、物件情報を不動産取引情報提供システム「レインズ」に登録する義務があります。これにより、他の不動産会社や個人でも物件情報を検索することができます。

6. 営業活動状況の報告義務は2週間に1回 不動産会社は、2週間に1回は媒介契約者に対して営業活動状況を報告する義務があります。

7. 中途解約は条件付きで可能 専任媒介契約を結んでいる場合でも、物件情報が変わった場合や不動産会社の営業担当者に問題がある場合など、一定の条件が揃えば中途解約することができます。

専任媒介契約の3つのメリット

専任媒介契約を結ぶことには、以下のようなメリットがあります。

1. 買主が早くに見つかりやすい 専任媒介契約を結ぶことで、不動産会社が営業活動に専念できるため、買主が早くに見つかりやすくなります。

2. 仲介手数料なしで買主と売買取引することもできる 専任媒介契約を結んでいる場合でも、自分で買主を見つけて直接売買取引をすることができます。その場合、仲介手数料は発生しないため、売却額がアップする可能性があります。

3. 窓口を一つにできるのでやりとりが楽になる 専任媒介契約を結んでいる場合は、1つの不動産会社とのやりとりになるため、やりとりがスムーズに進み、手間が省けます。

専任媒介契約の2つのデメリット

専任媒介契約を結ぶことには、以下のようなデメリットがあります。

1. 営業担当者の腕次第では希望通りに売却できない可能性がある 営業担当者の腕や、不動産会社の実績によっては、希望する売却価格で物件を売却できない場合があります。

2. 囲い込みをされると、売却に時間がかかってしまう可能性がある 専任媒介契約を結んでいる場合、不動産会社が他の不動産会社よりも先に買主を見つけた場合、他の不動産会社が仲介手数料を得られなくなるため、囲い込みを行う可能性があります。そのため、物件がなかなか売れない場合があります。

専任媒介契約がおすすめの人とは

専任媒介契約がおすすめの人は、以下のような人たちです。

1. 早く売却をしたい人 専任媒介契約を結ぶことで、不動産会社が営業活動に専念できるため、買主が早くに見つかりやすくなります。

2. 買主と直接売買取引をする可能性がある人 専任媒介契約を結んでいる場合でも、自分で買主を見つけて直接売買取引をすることができます。その場合、仲介手数料が発生しないため、売却額がアップする可能性があります。

3. 複数の不動産会社とやりとりをする手間を省きたい人 専任媒介契約を結ぶことで、1社の不動産会社とやりとりするだけで済むため、手間が省けます。

以上のように、専任媒介契約にはメリットとデメリットがあります。自分の状況に合わせて、適切な媒介契約を選ぶことが重要です。また、不動産会社選びも重要なポイントです。次の章で、不動産会社を選ぶ際の5つのポイントをご紹介します。

専任媒介契約を安心して締結できる不動産会社を選ぶ5つのポイント

専任媒介契約を締結する際は、信頼できる不動産会社を選ぶことが重要です。以下の5つのポイントを参考にして、安心して不動産会社を選ぶことができます。

1. 宅地建物取引業の免許を取得しているか確認する 不動産会社は、宅地建物取引業の免許を取得していることが必要です。免許があるかどうかは、不動産会社のホームページやパンフレット、または宅地建物取引業者登録簿から確認することができます。

2. 複数の不動産会社を比較検討する 複数の不動産会社を比較検討することで、自分に合った不動産会社を選ぶことができます。口コミや評判などを調べることも重要です。

3. 売却が得意かどうかを実績を見て判断する 不動産会社の売却実績を調べることで、売却が得意な不動産会社を選ぶことができます。実績が多い不動産会社は、買主とのマッチングが上手くいく可能性が高いと言えます。

4. おとり広告を使った集客をしていないか確認する おとり広告とは、安い物件を掲載しておきながら、実際にはその物件がなく、他の物件を勧める手法のことを言います。不動産会社がおとり広告を使っている場合は、信頼性が低い可能性があります。

5. 囲い込みをしないかどうか確認をする 囲い込みとは、他の不動産会社が買主を紹介する前に、自社で買主を見つけることを言います。囲い込みをする不動産会社は、他の不動産会社に物件を