親を施設に入れる費用を解説
家の売却までの期間は平均8ヶ月
親を施設に入れる費用をご存知ですか?例えば72歳~82歳の10年間親を施設に入れた場合、総額2,000万円近くかかることもあるんです。 その費用は決して安いものではありません。
しかもあらかじめ準備しておかないと
自分だけでなく親も不幸にしてしまう可能性があります。
実際に家を売却するまでの期間は平均8ヶ月。 今のうちに実家の資産価値を把握しておくことは、 自分にとっても家族にとっても非常に重要なことなんです。 実際、施設の費用を払えない人の多くは、親を施設に入れるときに、実家を売却して施設の費用を捻出しています。
実家が余っているなら、この機会に売却をした方がよいかもしれません。 実家が空き家になった場合、固定資産税が6倍に跳ね上がります。 まったく使っていないのに家を放置しているだけで 年間60万円以上もの税金がかかるのは、馬鹿馬鹿しい話ですよね。
準備が足りないことによって、施設に入りたい時に入ることも難しくなるかもしれません。
まずは一括査定で家の価値を把握してください。
※一括査定 = 売却 ということはありませんので安心してください。親を施設に入れるタイミング
親を施設に入れるタイミング、
それは「親の認知症や病気の進行が著しいとき」や、「介護者の負担が大きく、十分な介護ができないとき」です。
でも、実際に親を施設に入れる際に費用がどのくらいになるのか、
そして資産や預貯金がどれくらいあるのかを考えておかないと、そもそもの計画を立てることができません。
施設の費用は意外と高額になるので、今のうちに準備を進めておく必要があるのです。
施設に入れる費用は意外と高額!!
施設の費用は意外と高額です。
施設は
- 民間施設
- 公的施設
と大きく分けて2つありますが、
大まかに比較すると、下記になります。
民間の施設
施設の種類 | 入居一時金 | 月額料金 |
介護付有料老人ホーム | 0円~数億円 | 15万円~35万円 |
住宅型有料老人ホーム | 0円~数千万円 | 15万円~35万円 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 0円~数百万円 | 10万円~30万円 |
グループホーム | 0円~数百万円 | 15万円~25万円 |
メリット:要介護でなくても利用可能
デメリット:月々の費用が高い傾向
公的の施設
施設の種類 | 入居一時金 | 月額料金 |
特別養護老人ホーム | 0円 | 5~15万円 |
ケアハウス | 数十万円~数百万円 | 15万円~30万円 |
メリット:月々の費用が安い
デメリット:入居条件が厳しく、入居待ちになることが多い
入居一時金の最少額は0円とありますが、
実際は入居一時金だけでも、100万円以上かかっている方がほとんどです。
出典:有料老人ホームの入居金にいくらかかった?(https://kaigo.homes.co.jp/manual/facilities_comment/list/yuryo/nyukyokin/)
どの施設に入るかで費用は変わってきますが、
少なくとも月20万円+入居一時金として100万円以上はみておいた方がいいでしょう。
これは仮に10年施設に入るとなると、2,000万円近くの費用がかかるということです。
「老人ホーム入居費用の予定額や、資金の調達方法は?~データで見る介護」(https://chiebukuro.oasisnavi.jp/kaigo/58962/)を赤枠を入れて加工
上のグラフのように、実は親を施設に入れる際に、家を売って費用を捻出する人はとても多いんです。
私を含め家を売却した方の理由は
- 時間が経過すると、家の価値が下がる
- 高く売れるタイミングで売った方がお得
高く売却できるタイミングを逃すと、何百万円も損をする可能性があります。
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